よくある質問Q&A |
【Q1】 「保証金」「解約引」とは何ですか? |
A. 地域によって保証金は「敷金」、「礼金」といわれる事もありますが、大阪では敷金と礼金とを合わせて保証金といいます。 保証金は、家賃の2~5倍というのが、一般的な金額です。 また、大阪では礼金を「解約引」や「敷引き」といいますが、いずれも礼金と同じ意味で、部屋の解約後は返金されません。 部屋の解約後、敷金は室内に借主の故意・過失による損傷がある場合補修費を差し引かれて返金されます。 敷金不要のマンションも最近多くなっていますが、敷金がいらないという事は上記の補修費を退去時に実費で支払うことになりますので注意が必要です。 |
【Q2】 契約期間が2年ってなってるけど、2年後退去しないといけないの? |
A. 通常、お部屋を契約する場合「普通賃貸借契約」が一般的で、契約期間が1~2年で定められております。これは、法律上必要な為定めているもので、契約期間満了までに更新拒絶の意思表示がなければ自動的に更新されるので退去する必要はありません。(法定更新) 但し、物件によっては契約更新時に更新料・更新事務手数料などが発生するものもありますので、契約前にきっちり確認しておく必要があります。 |
【Q3】 「定期借家」って何ですか? |
A. 「定期借家契約」とは期限の定められた契約の事です。 転勤に伴い留守宅を貸したい方などが用いる契約形態で、●年▲月■日までというような契約期限が定められています。 この契約の場合、基本的に更新することができず、期間満了で契約が終了します。 |
【Q4】 入居審査とは? |
A. お部屋を気に入って入居の申込をしたら、次のステップが入居審査となります。賃料の支払いに見合った安定した収入があるのか、転居理由に問題はないか等々事前にチェックすることとなります。 入居申込書には本人の住所氏名、年収や勤務先、連帯保証人の住所氏名、勤務先、収入、本人との続柄等々を記入します。 なお、審査結果は貸主の判断を経由して概ね一週間以内に通知されます。 |
【Q5】 連帯保証人の要件は? |
A. 連帯保証人は貸主との間で当該賃貸借契約に係わる保証委託契約を締結することとなります。一般に借主の親族かつ一定の年収がある方であることが前提となります。 |
【Q6】 賃料は収入に対してどの位を目安に考えればいいの? |
A. 一般に収入の3分の1が目安になるといわれています。それ以上になると後々賃料の支払が困難になるケースも少なくありません。数年先まで見据えたうえで賃料を設定することが望ましいでしょう。 |
【Q7】 現状回復とは? |
A. 退去時にお部屋を借りる前の状態に修復すること。但し、通常の使用による自然損耗や経年劣化による破損・汚損については修復する必要はありません。 |
【Q8】 所有者と管理者の違いとは? |
A. マンションの管理組合や不動産所有者の委託により、清掃や設備の保守点検などの管理業務を委託されている会社のこと。主な業務内容としては、(1)設備の保守・点検・防火・各種警備・設備機器の保守点検や防火、衛生、(2)賃料や共益費等の徴収業務等の収支管理、(3)テナント募集選定や賃料共益費改定等の契約管理がある。大家さんの立場からすれば、入居者募集にかかる手間や費用のリスクを負わなくてもいので、管理会社に依頼することが多い。 |
【Q9】 距離の基準とは? |
A. 2点を直線でなく、道に沿った最も最短な道のり。時間換算するときは、徒歩の場合80メートルを1分として計算する。少数点のある場合は小数点を切り上げて計算する。 |
【Q10】 2SLDKの“S”とは? |
A. 昔の呼び名で「納戸」表記のこと。 このほかにも、STR(倉庫・貯蔵庫・納戸)、DEN(穴=書斎等趣味を楽しむ部屋)などさまざまな表示がある場合もサービスルームと同じ「納戸」という意味。建築基準法で居室の有効採光率が決められており、住宅の場合は「開口部(窓)の大きさが居室床面積の7分の1以上、20分の1以上の換気が確保されていなければならない」。この規定よりも窓が小さいと居室として認められないので、サービスルームといってる。 |
用語集 |
~契約・費用偏~
契約期間 | 契約条件が有効となる期間のこと。 |
契約の種類 | 普通賃貸借と定期賃貸借の二種類がある。 |
保証金 | 賃貸借期間中に借主が賃料滞納や造作を破損した場合の損害賠償の支払いを担保するために貸主へ預ける金銭のこと。 |
解約引 | 契約時に借主が預けた保証金のうち、予め契約で定められた返還対象にならない金銭のこと。 原状回復にかかる修繕費として扱われる。修繕費が解約引の額を超えようが超えまいが、部屋の綺麗、汚いに関係なく契約で定められた金額は変わらないが、部屋の汚れが通常の使用による汚れの範疇を超えている場合や故意、過失による損害、家賃滞納をした場合は保証金と解約引きの差額から差し引かれる場合がある。 |
敷金 | 賃貸借期間中に借主が賃料滞納や造作を破損した場合の損害賠償の支払いを担保するために貸主へ預ける金銭のこと。 |
礼金 | 契約時にお礼として借主が貸主へ支払う金銭のこと。 |
火災保険 | 失火や漏水があった場合、貸主の建物の保障・借主の家財の保障として保険会社へ支払う保険料のこと。 掛け捨て型の損害保険、部屋の契約期間と同じ期間で保険を掛ける。ほとんどの場合、借主は強制加入。保険内容は、入居者の保険・借家人賠償責任保険(貸主に対する損害賠償)・個人賠償保険(他人に対する賠償責任)が1つのパッケージになっている。 |
更新料 | 賃貸借契約の期間が満了した場合、契約の更新にあたって賃借人から賃貸人に支払う金銭のこと。 |
賃貸保証 | 保証会社が借主から家賃の3~9割程度の保証料を取り、連帯保証を請け負うこと。 借主が滞納した場合、保証会社が肩代わりして家主に払う一方、借り主から回収する。滞納が続くと、明け渡し請求手続きを代行することもある。 |
抗菌消毒 | 新しい入居者が快適に生活できるよう、室内の消毒、清掃を行うこと。(ハウスクリーニング) |
鍵交換費用 | 入居者が変わる際に新しい入居者が安心して生活できるよう鍵を交換するための費用。 |
仲介手数料 | 仲介会社の媒介などによって不動産の取引をしたときに、不動産業者に支払う報酬のこと。 |
特優賃 | 特定優良賃貸住宅の略。 民間の優良な土地を利用した公的賃貸住宅のこと。ファミリータイプのマンション不足解消のため、民間の土地所有者による優良な賃貸住宅の供給を促進し、公的賃貸住宅として活用する取り組みにより作られた。入居資格は中堅層であること。礼金は3ヶ月で敷金は不要。 |
~設備偏~
オール電化 | 家中の熱源をすべて電気でまかなうこと。深夜電力を使うので電気代が安く、火を使わないので安全で、無駄になっている深夜電力を利用することによる環境面への利点がある。 しかし、電力会社との契約で昼間料金が高くなったり、エネルギー供給源が1つになってしまうデメリットもある。初期投資にも費用がかかる。 |
追炊 | 浴槽の湯が冷めた時に沸かし直す機能。高温差し湯式、循環式などがある。 |
電気温水器 | 電気の力を使いお湯を沸かす温水器で、主に割安な深夜電力を使いお湯を温め、貯めておくシステムのこと。 |
浴室乾燥 | 浴室用の換気扇に、乾燥や暖房などの機能を加えたもので、浴室内やそこに干した衣類の乾燥、予備暖房などを行えるシステムのこと。 |
ウォシュレット | 洗浄機能が付いた便座のこと。暖房、乾燥、脱臭、ビデ機能等さまざまな付加機能を備えたタイプがある。 |
ウォームレット | 暖房機能の付いた便座のこと。 |
都市ガス | 配管網(パイプライン)を通じて供給されるガスのこと。 |
LPガス | ブタンやプロパンを主成分とし、ボンベで配送による供給をおこなう方式が利用されているガスのこと。 火力:都市ガス<LPガス 価格:都市ガス<LPガス(1割~2倍高い) 災害時における復旧時間:都市ガス<LPガス |
三点給湯 | キッチン、バスルーム、洗面所の給湯を、1台のガス給湯器や電気温水器でまかなうシステムのこと。 それぞれが別々の場合と比べて、一度給湯を開始すると、即座に湯が出る利点があるが、同時に複数の場所で湯を使うと湯の勢いが弱まってしまう。 |
浄化槽 | 汚水や雑排水を浄化処理して放流するための施設のこと。公共下水道が整備されていない地域で設置される。 水洗便所からの汚水だけを処理する単独処理浄化槽と、汚水に加えてそのほかの生活雑排水も同時に処理する合併処理浄化槽があり、 それぞれに家庭用の各戸タイプと、マンション等で使う集中浄化槽がある。年1~2回の点検、清掃が必要。 |
カードキー | 板状のカードを鍵として用いた施錠方法。 |
ディンプル キー | 従来の玄関キーのような鍵山がなく、表面に深さや大きさの異なる小さなくぼみ(ディンプル)を付けた形式のキーのこと。 複製が困難で、防犯性に優れており、「完全登録システム」が採用されているので、鍵のシリアルナンバーと登録者が一致しないと合鍵を作れない。 |
エレベーター | 人や荷物を乗せるためのカゴを上下に運搬する昇降機で、建築基準法により6階以上の高層住宅にはエレベーターを設置が義務付けられている。 |
ロフト | 屋根裏部屋 、もしくは部屋の一部を二層式にした上部スペースのこと。 |
CF(クッションフロア) | ビニール系の素材でクッション性のある床材のことで、水に強いという特徴により、トイレ、洗面、キッチンなどの水回りの床材として広く普及している。 フローリングよりも安価で比較的施工が簡単である反面、家具等の重量があるものを置くと接地面に跡が残る特性がある。 |
~建物偏~
構造 | RC造(鉄筋コンクリート)は、鉄筋とコンクリートで柱・小梁・大梁・スラブ・壁を造り、すべての部分を一体化した造りのこと。耐震性・耐火性に強い。SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート)は、鉄骨の周りに配筋しコンクリートを打ち込んだ混構造で、中高層のビルなどに使われることが多い。S造(鉄骨)は、建物の骨組みに鉄骨を組んだ造りのこと。SRC造に比べて軽いので、大型の工場や高層ビルに適している。耐震性も高い。軽量鉄骨造は、厚さ6ミリ以下の鋼材で鉄板を冷間圧延加工して造られる。木造は木材で造られた構造のこと。 |
専有面積 | マンション等の区分建物の専有部分の面積で、バルコニー、ベランダ等の壁の外側の部分は含まない。なお専有面積の計算方法は壁芯計算と内法計算がある。 |
マンション・ ハイツ | マンションとは、鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリートの建物を指すことが多い。ハイツとはアパートの呼称として使用される名称。特にプレハブ工法の2階建て共同住宅を指していることが多い。木造や軽量鉄骨が多い。マンションもハイツも違いに大きな決まりはない。 |
テラスハウス | 住宅の建て方の一つで、長屋建て、連続建てとも言われ、各戸が土地に定着し、共用の界壁で順々に連続している住宅のこと |
PS・MB | PSとはパイプスペースの略で、給水管、汚水管、雑排水管などを収納している配管スペースのこと。 MBとはメーターボックスの略で、電気、ガス、水道などの検針メーターが設置されているスペースのこと。 住居外からメーターをチェックできるように玄関横に設置されている場合が多い。 |
ポーチ | 建物の玄関前で、壁から突き出たひさしのある入口空間のこと。 雨が降った日に傘を持って玄関を通る時、雨に濡れずに出入りできる。一戸建ての外観デザインを左右するポイントのひとつ。マンションにも門扉と玄関ポーチのついたタイプがあり、戸建て感覚でプライバシーが確保できる。ベビーカーなどを置くことも可能で、実用性もある。ホテルやマンション全体のエントランス前にある大型のポーチを、車寄せという。 |
リノベーション | 既存の建物を改修・改築し、新たな価値を生み出すこと。 リフォームが一般的な修繕を意味するのに対し、リノベーションは刷新の意味合いが強い。例えば、住みたい場所で新築マンションには手が届かない場合に割安な中古マンションを購入し、自分たちのライフスタイルに合せて大改造するといったケースです。具体的には設備などを最新のものに入れ替えたり、IT対応の設備を導入したり、間取り変更や外観デザインの変更などが上げられる。 |
ミングル | 一戸の住居に家族ではない人がそれぞれ別々に賃貸借契約を結び半共同生活を送る居住スタイルのこと。 台所や浴室、トイレは共同で利用する。それぞれの居室は独立し、プライベートな空間として鍵がついている。一人暮らしの不安解消、防犯性、住居費の節約の面から20代~30代の女性の単身者の間での利用が増加している。 |
居抜き | 主に店舗などで次の入居者へ設備、家具、調度品などを付けたまま売買、賃貸すること。 |
~その他~
ペット飼育 (犬) | 動物嫌悪者への配慮・鳴き声・臭気・共有部分の汚れや破損・人間への病気の感染・噛む事故などの恐れがあるため賃貸物件では ペットの飼育は通常認められておらずペット可能な物件を探すとなると選択肢が少なくなる。ペット可能にしているのは入居者が決まらない物件に対し、 貸主が条件緩和のために行っている場合もある。また、敷金や賃料等が増額となる場合もある。 |
ペット飼育 (猫) | 動物嫌悪者への配慮・鳴き声・臭気・共有部分の汚れや破損・人間への病気の感染・噛む事故などの恐れがあるため賃貸物件では ペットの飼育は通常認められておらずペット可能な物件を探すとなると選択肢が少なくなる。更に猫の場合は柱や壁を引掻く恐れがあるためより厳しい。 ペット可能にしているのは入居者が決まらない物件に対し、貸主が条件緩和のために行っている場合もある。また、敷金や賃料等が増額となる場合もある。 |